新鮮豆腐

百紫苑(hakushon)

2006年10月14日 18:11

 暖簾が出ていたので、営業中だろうと入ろうとしたら「準備中」の札が出ていた。
引き返す前に自動ドアが開いたので、声をかけたら「今日は準備が少し遅くなって、あと30分待って下さい」と言われた。

 そんな訳で、向かいの公園でトゥルバリ中。

 公園で20分も待っていると辺りが段々暗くなってきたので、店に戻った。すると座敷にお客さんが入っていたので、我々も交渉して店内で待たせてもらうことになった。それから更に40分待ってようやく食事にありつけたのだが、席について程なくしてお店の人が来られ、「お待たせして申訳ないので、ソフトドリンクをサービスします」とおっしゃる。半ば無理やり店内で待たせてもらっているのだから、こちらこそ申訳ないと1度は断ったが、結局は有難く頂戴することにした。



 私が注文した「豆腐スペシャル(1,000円)」。食後にコーヒーがつく。
 ここの豆腐は密度が高く、ずっしりと重いのだけれど、豆腐そのものの味はゆし豆腐でしかわからなかった。次回は豆腐そのものの味を楽しむために、「島奴(冷や奴)」を注文したい。


 妻が注文した「ゆし豆腐なべセット(680円)」。

 オーナーらしき男性が自ら料理を運んで下さり、その都度「お待たせして申訳ございません」とおっしゃり、最後の料理が出た後には厨房から板前さんも出てこられて、頭を下げられた。何度も謝られると往々にして不愉快になるものだが、それが口先だけのものではないと感じられたので恐縮するばかりだった。

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