瀬長グスク発掘調査速報展

百紫苑(hakushon)

2006年11月07日 15:50


 豊見城市歴史民俗資料展示室へ「瀬長グスク発掘調査速報展」を観に行った。私はこの手の物が好きだが、妻は「お茶碗のかけらや割れた瓦を見て、何が面白いのかわからない」と言う。ま、確かに陶磁器のかけらや割れた瓦を正面から観るだけでは物足りず、しゃがんで観たり斜めから観たりしている様子は端から見ると、きっと変だろうな。

 今日は私以外に観覧者が誰もいなかったので、立ったり座ったりバックしたり体をひねったりが思う存分できて、いい運動になった。

 今回の速報展で一番興味が湧いたのは、大和の鎧の胸や肩の部分に取り付けられる金具「八双金物」だった。瀬長グスクは中山に滅ぼされたらしいが、双方とも大和風の鎧を身につけていたのだろうか。


 豊見城市歴史民俗資料展示室の入口脇には、魚雷が2本ゴロンと横たわっていた。


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