識名園伝統的工芸品ウィーク
「ウィーク」と銘打ちながら、11月16〜21日の6日間しか開催されない「識名園伝統的工芸品ウィーク」へ行って来た。ほぼ日替わりでイベントが予定されているが、出展数が少ないので伝統的工芸品そのものが目的の県内在住者は、入園料不要の「沖縄工芸ふれあい広場」や各デパートで開催される「沖縄の染織展」などへ行った方がいい。
今日は私が育徳泉付近を歩いていた13:00から約35分間、琉球古典音楽の演奏があった。「かぎやで風」などを聴きながら園内を散策するのは、風情があってすこぶるいいものだった。
ぶくぶく茶を点てている様子を遠巻きにしている人は多かったが、実際に賞味している人は少なかった。この部屋の裏では琉装のネェネェが2〜3人手持ちぶさたな様子だったし、周りには「STAFF」と書かれた札を首から下げている人がやたらといた。この人達がひと言「ぶくぶく茶はいかがですか」と遠巻きにしている人達に声をかければいいのになと思った。
識名園の正門を外から見るのは初めてだった。
正門近くにはウグヮンジュがあった。
ウグヮンジュの一角には未使用の平御香が詰まっている割れた壺があった。上の方は火焔放射器でも使わない限り、着火しないだろうと思われるほど濡れていた。下の方はカビだらけになっているのではないだろうか。
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