恩納村博物館
15:00から恩納村仲泊区のウシデーク演舞がある。
曇り空の下、東シナ海からの冷たい風が吹く中でウシデーク演舞は行われた。踊りの輪の中心に、ワイヤレスマイクを持った上下黒ジャージ姿の女性が立っていて、次に踊る曲の説明などをしていた。いつもとは踊る場所が違うため多少振り付けに変更があったのか、ジャージさんは時々「はい、ここでは回って、回って」などと指示を出す。言葉が悪いことは重々承知の上で言うけれど、絣姿の踊り手達のど真ん中にジャージ姿で立っているだけで充分目障りなのに、それに加えて耳障りな言葉を踊りの最中に再三再四発するとは、邪魔者以外の何者でもない。
12月2日(土)の予定は当初、15:00仲泊区ウシデーク演舞、16:15講演会「ウシデークの音楽」講師・比嘉悦子(沖縄県立芸術大学非常勤講師)だったが、15:00-15:55仲泊区ウシデーク演舞、16:00-16:40解説会「沖縄の古衣装 衣装ショーと舞踊」解説・植木ちか子(国際服飾学会会員)、16:40-17:35講演会「ウシデークの音楽」に変更となった。
琉球新報朝刊、2006年12月16日
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