教育長が酒気帯び運転

百紫苑(hakushon)

2006年12月06日 17:28

 小さな離島では、お偉いさんの不祥事がしばしば揉み消されると仄聞したことがあるけれど、時期が時期だけに、ということなのだろうか。

 それにしても「ビールを1、2杯飲んだ。普段は歩いて帰るが、雨が降っていたため(車に)乗ってしまった」と言い訳している浜里清二教育長殿、ウチナーンチュだのに濡れて帰ればよかったさー。

琉球新報夕刊、2006年12月6日

 12月7日のNHKニュースによると、浜里教育長は12月5日に伊是名村であった「飲酒運転撲滅に関する会議」の後の打ち上げで村長、助役、課長たちと一緒に飲んでいたらしい。「飲酒運転撲滅に関する会議」の後の飲酒運転という事実は、地元紙に載っていない。それどころか、沖縄タイムス夕刊には「村長らと浜里教育長が一緒に飲んでいた」という記事さえない。琉球新報より締切が早いのか?それとも、どこからかの圧力で隠そうとしているのか?

 また、浜里教育長は村長に辞職願を出すそうだけれど、これも「クビにはしないから、辞職届を出しなさい」「はい」「辞職扱いなら退職金も出るし、わかったな」「はい」「俺達は君が車を運転して帰ることを知らなかったよな?」「はい」…といった会話が交わされていそうな臭気がプンプン漂っている。

琉球新報夕刊、2006年12月7日

 前田政義伊是名村長は「(酒席を)解散する前に、出席者には飲酒運転しないようにと注意を呼び掛けていた」と言い訳しているが、「飲酒運転撲滅に関する会議」が終わった後、「今日の打ち上げには、自分で車を運転して来ないように」と注意を呼び掛けないと意味がない。ちなみに、私が参加している同級生模合では、飲酒運転する奴は軽蔑の対象で、2〜3年前から酒を飲まない私と他1名がサキヌマーの送迎をしている。

琉球新報朝刊、2006年12月8日

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