沖縄画壇の軌跡

百紫苑(hakushon)

2006年12月14日 18:49

 私が一番好きな沖縄の画家、普天間敏の絵が展示されている「沖縄画壇の軌跡」を観に行った。普天間敏の作品は石膏版画が2点あり、小品のシーサーが可愛かった。私の父も普天間敏が好きで、以前、浦添美術館かどこかで普天間敏の絵を観ながら「この人は若くして亡くなったから作品の数が少なくて、ほしい絵があったけど、高くて買えなかった」と話していた。私よりリッチな父の手に届かないのなら、作品の相場を訊いても虚しいだけだ。せめて脳裡に焼き付けようと普天間敏の作品の間を何度か往復したけれど、大きな方の石膏版画は既にぼんやりとしか思い出せない。

 「沖縄画壇の軌跡」は明日まで画廊サエラで開催中。



 今日はもう1軒別の画廊にも行くつもりだった。その画廊に電話して場所を訊いたのだが、対応があまりにもぞんざいだったので行くのをやめた。

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