赤とんぼのタコライス

百紫苑(hakushon)

2006年12月14日 20:27

 先月の同級生模合でお金を取ったので、来年1月の模合兼新年会の幹事になった。私が幹事の時は中華料理屋か焼肉屋で模合をすることがほとんどだが、先々月が焼肉、先月が中華料理だったので、この2つは除外して場所を決めなければならない。私は飲まないので、夜の街をあまり知らない。

 「あぁ、場所探すの面倒くせぇなぁ」とぼやいていてもしょうがないので、「忘新年会はウチにおまかせ」というキャッチコピーに惹かれ、昨晩10数年振りに「おきなわJOHO」12月号を買った。片肘つきながらパラパラとページをめくる。以前に比べてカラーページが増えているし、レイアウトも見やすくなっているが、誤字の多さは相変わらずだ。それにしても記事にも広告にも忘新年会の情報があふれている。「こんなにあったら、決められん!」と訳のわからない逆ギレをかましていたら、葉月さんとこ http://haduki.ti-da.net/ で紹介されていた、ハートフルなタコス&タコライスの店「赤とんぼ」の記事が目に飛び込んできた。

 先週金曜日に行くつもりが、急用発生で行けなくなった赤とんぼに呼ばれているような気がした。今日は牧志で用事を済ませてから安里の画廊サエラに行くつもりだったので、昼食は少し足を伸ばして赤とんぼのタコライスにしようと決めた。

 車は浮島通り近くの駐車場に停めた。赤とんぼの場所は知っているけれど、方向音痴につき念のため確認した。あれ?こんなに小さかったっけ?店の前に白いプラスチック製のテーブル1台と椅子4脚のみ。私は屋外で食事をするのが苦手なので、テイクアウトするしかないなと思いつつ牧志に向かう。意外と長引いた用事が済んだのは、13:30過ぎ。お腹がギュルギュル鳴っている。しかし、空腹をこらえて画廊サエラに向かう。サエラを出たのは14:15。安里から開南へ向かう途中、何度もすば屋ぁや食堂の誘惑に負けそうになったが、頭の中で「タコライス、タコライス、ハートフゥ〜ルな赤とんぼ」と呪文のように唱えながら歩き続けて、無事赤とんぼに到着。迷うことなくタコライスの大(500円)を注文した。

 タコライスを待つ間、赤とんぼ横のスージグヮーで白黒猫を発見。鞄からデジカメを取り出し、ジリジリと近寄ったが、いつものように逃げられた。程なくしてタコライスができあがる。ふむ、おきなわJOHOの写真に比べると、トマトが随分少ない。ご飯の大盛はいらないけれど、トマトの大盛ができると嬉しい。ハートフルな赤とんぼのことだから、次の機会に「トマト大盛!」と頼んだら、きっと「あいよ!!」と応えてくれるだろう(勝手な思い込み)。

 赤とんぼのタコライスはソースが辛いので、少しずつかけて食べた。おいしうございました。

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