2006年11月24日
287年振りの中秋宴
「冊封副使・徐葆光(1671-1740年)が1719年に首里城で見た中秋宴の御冠船獅子舞を287年ぶりに再現しようと、南城市の関係者が取り組んでいる。(中略)『冊封使・徐葆光が見た中秋宴』は11月25日に南城市文化センター・シュガーホールで上演される予定」という新聞記事を読んだのは、今年の9月8日だった。その後、今月7日に国立劇場おきなわへ「うちなーSongのルーツを追う」を観に行った時、25日の公演予定に「中秋の宴」とあるのを見て、「シュガーホールから国立劇場おきなわに会場が変わったんだな」と思っていたが、21日と22日に立て続けに出た記事を読んで初めて、同じ日に別の団体がそれぞれ「中秋宴」公演を催すことに気づいた。しかも、開演がシュガーホールは16:00、国立劇場おきなわは18:30と、掛け持ちで観るには無理な時刻に設定されている。
別の団体が同じ日に違う場所で同じ内容(解釈などにより、再現されたものは多少違って来るであろうが)の公演をすることになったのは偶然だろうが、それに気づいた時点でお互いに協力して公演を1本化することはできなかったのか。それができなくても、せめて観に行く人のことを考えて、スケジュールをずらすことはできなかったのか。「冊封使・徐葆光が見た中秋宴再現会」の平田久雄会長(シュガーホール組)と又吉静枝沖縄県立芸大教授(国立劇場おきなわ組)は仲が悪く、狭いムラの中で互いに意地を張り合っているのだろうか。



別の団体が同じ日に違う場所で同じ内容(解釈などにより、再現されたものは多少違って来るであろうが)の公演をすることになったのは偶然だろうが、それに気づいた時点でお互いに協力して公演を1本化することはできなかったのか。それができなくても、せめて観に行く人のことを考えて、スケジュールをずらすことはできなかったのか。「冊封使・徐葆光が見た中秋宴再現会」の平田久雄会長(シュガーホール組)と又吉静枝沖縄県立芸大教授(国立劇場おきなわ組)は仲が悪く、狭いムラの中で互いに意地を張り合っているのだろうか。



Posted by 百紫苑(hakushon) at 20:48│Comments(0)
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